DEEBOT X1 OMNI実体験レビュー- Utilly Picks- Utilly Picks (15)

理想の全自動ロボット掃除機 ECOVACSのDEEBOT X1 OMNIを実体験レビュー!1ヶ月間使って気づいたメリットデメリットを紹介

DEEBOT X1 OMNI実体験レビュー- Utilly Picks- Utilly Picks (15)

常に新しい製品がリリースされる家電ジャンルですが、中でも先端のAI技術を駆使して進化が著しいのがロボット掃除機です。AIロボット掃除機の中で世界シェア2位を誇るECOVACS(エコバックス)の最上位モデルDEEBOT X1 OMNIを本記事ではレビューしました。開封から実際に1ヶ月間使用してみてわかったメリットデメリットを踏まえてご紹介します。

DEEBOT X1 OMNI

ECOVACS

参考価格198,000円(税込)

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DEEBOT X1 OMNI

DEEBOT X1 OMNIを1ヶ月使ってわかったメリットデメリットを先に紹介

魅力 / メリット 注意点 / デメリット
・自動給水と自動洗浄で手間いらず
・マッピングの精度が非常に高い
・吸引力は全く問題がない
・障害物の判別精度が高い
・モップの水量調節機能が嬉しい
・手が離せなくても声で操作ができる
・カメラ機能が見守り&防犯の役目となる
・アプリと音声でメンテナンスを通知してくれる
・高級感のあるデザインが美しい
・ステーションサイズが大きい
・新しいマッピングで掃除を始める時がある
・声操作はニュアンスでは伝わらない
・部屋にWi-Fiは必須
・狭い部屋ではコスパが悪い

 

DEEBOT X1 OMNIとは

DEEBOT X1 OMNIは、ECOVACS(エコバックス)が提供するロボット掃除機です。ECOVACSのラインナップの中で最上位モデルとなります。端的に表すと「All In & 最先端」なモデルといえるでしょう。

吸引&水拭きのデュアルモード搭載、ステーション自動清掃、障害物回避機能、マッピング、音声アシスタントなど現代のロボット掃除機の機能の全てを搭載しています。かつ、高精度のAIによってより効果的な掃除が可能になります。

DEEBOT X1 OMNIのスペック

実際のDEEBOT X1 OMNIの主なスペックは以下となります。

仕様 サイズ(WxDxH):362*362*103.5mm
清掃音 (dB ):≤68
電源方式 (mAh):5200mAh
最大稼働時間:260
充電時間:6.5
基本機能 カーペット検出(自動認識):あり
ダストボックス容量 (ml):400
水タンク容量 (ml):80
インタラクション マップ作成(アプリ):あり
音声レポート:あり
タイマー設定:あり
自動再開:あり
高性能マップ機能:あり

 

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DEEBOT X1 OMNIの特徴

DEEBOT X1 OMNIの特徴を整理すると以下の通りとなります。前述の通り DEEBOT X1 OMNIはDEEBOTの掃除機ロボットのラインナップの中でも最上級のモデルとなっており、他機種に搭載されている機能は全てといえるほどカバーされています。

ポイント🔥

  • 自動ゴミ収集機能で手間いらず
  • モップは自動洗浄と自動乾燥で常に清潔&ニオイなし
  • 吸引とモップがけの2 In 1 で掃除クオリティが高い
  • エコバックス史上最強、5000Paの吸引力
  • 120万画素、超広角レンズの高性能HDRカメラによる障害物回避システム
  • D-ToF距離測定センサーとSLAM技術にて、高精度なマッピングを実現
  • 音声操作が可能
  • 世界屈指のデザイン事務所「ヤコブイェンセン・デザイン」が手かけた高級感のあるフォルム

 

DEEBOT X1 OMNI実機レビュー – 開封

DEEBOT X1 OMNIが実際に到着してから使い始めるまで、どのようなイメージなのでしょうか。梱包開封をダイジェストでレビューします。

以下のような大きな箱の到着からのスタートです。力に自信がないと男性であっても一人では運びにくいほどのサイズ感です。

ダンボールにも開封方法の指示が書かれており、とても丁寧に感じます。

ダンボールの中は「本体」と「ステーション」が入っていました。

DEEBOT X1 OMNI実機レビュー – ステーションの開封

ステーションは光沢感があり、見るからに高級なイメージです。横フォルムもメタリック感があります。

ステーションの上部のフタをあけると操作説明がわかりやすく書かれており、初めてでも迷うことはありませんでした。

​​給水タンクは青色と黒色の2種類あります。青色が「新しい水」で黒色が「汚水」です。カラーで分かれているので間違うことはありません。

メンテナンスセットはステーションの真ん中に入っています。吸引後にゴミが溜まる袋は真ん中の引き出しに入っています。

以上がステーション開封のダイジェストです。

DEEBOT X1 OMNI実機レビュー – ロボット本体の開封

続いて、本体の開封です。箱を開けるとモップとブラシが見えます。ブラシは色分けされているので本体に付ける際に迷うことはありません。

モップは円形の形状で、磁石式になっています。

本体もステーション同様にメタリックな光沢感があり高級モデルの風格があります。

本体上部のカバーを取り外すと本体のゴミチェック、電源、WiFi接続などの操作を行います。

裏面は以下の通り。最初のみブラシの取り付け。普段はモップの取り付け&取り外しを行います。

本体の説明は以上です。

本体をステーションにセットすると以下のようなイメージとなります。サイズ感としては大きく存在感があります。

ご参考までに実際の寸法は以下の通りです。

電源をオンにすると以下のようにステーション、本体ともにボタンが上品に光ります。

DEEBOT X1 OMNIの使い始め方

アプリをインストール

実際にDEEBOT X1 OMNIを使い始めるためには「ECOVACS HOME」アプリのインストールが必要です。

 

WiFiに接続する

遠隔操作をするためにはWiFiの接続が必要です。WiFiの注意点は「ECOVACS Homeアプリは2.4GHz帯のみに接続する」です。5GHzしか飛んでいない場合は対応できないため事前に確認が必要です。

アプリの指示通りアプリ操作を進めると数分程度で接続設定が完了します。

DEEBOT X1 OMNIの操作

DEEBOT X1 OMNIの操作は「ステーションのボタン」「音声」「アプリ」から可能です。

アプリの画面は以下のようなイメージで、真ん中の青いスタートボタンをタップすると清掃が始まります。

清掃の完了はDEEBOT X1 OMNIが自分で判断します。清掃が完了すると自動でステーションに戻します。

以上、DEEBOT X1 OMNIの開封から基本的な使い方のダイジェストでした。

DEEBOT X1 OMNIを1ヶ月間実際に使ってわかったメリット / デメリット

続いて、DEEBOT X1 OMNIを実際に1ヶ月使ってわかったメリット / デメリットをレビューします。

先に筆者の結論としては「デメリットと呼べるものはなく非常に満足度が高かった」という印象でした。全自動の手軽さは素晴らしいですし、吸引も障害物回避も全くストレスはありません。これ以上大きく望むこともそこまでないだろうというベストに近い感想でした。

魅力 / メリット 注意点 / デメリット
・自動給水と自動洗浄で手間いらず
・マッピングの精度が非常に高い
・吸引力は全く問題がない
・障害物の判別精度が高い
・モップの水量調節機能が嬉しい
・手が離せなくても声で操作ができる
・カメラ機能が見守り&防犯の役目となる
・アプリと音声でメンテナンスを通知してくれる
・高級感のあるデザインが美しい
・ステーションサイズが大きい
・新しいマッピングで掃除を始める時がある
・声操作はニュアンスでは伝わらない
・部屋にWi-Fiは必須
・狭い部屋ではコスパが悪い

実際に使ってわかったDEEBOT X1 OMNIのメリット

ここからはDEEBOT X1 OMNIのメリットを利用者目線でお伝えします。

自動給水&モップの自動洗浄で手間要らず

エコバックス公式

まずは何と言ってもゴミの回収もモップの洗浄も全て自動でやってくれる点です。1ヶ月を通して大きなストレスを感じることはありませんでした。実際のところ、1ヶ月間のうち清掃は1日に2回程度のペースでDEEBOT X1 OMNIを稼働させたところ、ゴミ袋の取り替えは1回。給水は3回程度でした。モップを頻繁に行うとその分給水対応の頻度は上がります。

マッピングの精度が非常に高い

エコバックス公式

続いてはマッピング精度の高さです。カメラの認識精度が高く、ソファなのかテーブルなのかなど家具の種類もしっかり把握できていました。高性能のHDRカメラと距離測定センサーの高精度さを感じました。実際のマッピングは以下のようなイメージとなりました。2Dでも3Dでも切り替えが可能です。

 

吸引力は全く問題がない

エコバックス公式

吸引力に問題を感じることはありませんでした。製品はエコバックス史上最強吸引力5000paを謳っており、実際に吸引残しで気になる点はほとんど見られませんでした。

障害物の判別精度が高い

障害物の判別精度の高さも好印象的でした。例えば、一見ゴミと見間違ってもおかしくないこどものおもちゃなどもしっかり回避していました。少し細かいですが、障害物はアプリの清掃レポートでも確認できるため信頼性が高いと感じました。

 

モップの水量調節機能が嬉しい

清掃設定で吸引力やモップの水量などをカスタマイズできます。この機能は重宝します。モップ水量があまりにも多いと床がびちょびちょになってしまい衛生的にも気になります。一方で、しっかりと水を使ってモップがけしたいタイミングもあります。DEEBOT X1 OMNIの場合は水量を3段階に調整できるため床のコンディションに応じたカスタマイズ性に大きな魅力を感じました。

手が離せなくても声で操作ができる

エコバックス公式

DEEBOT X1 OMNIは音声アシスタント機能があります。「OK YIKO(イコ)」と呼びかけると対応してくれます。すぐにステーションのボタンと押せない時や、アプリを開くのが面倒な時に重宝する機能です。

カメラ機能が見守り&防犯の役目となる

DEEBOT X1 OMNIにはカメラ機能がついています。このカメラで清掃中の様子をリアルタイムに確認できます。体験としてはとてもおもしろいもので、ペットや子供のいる家の見守りカメラとしても使えますし外出時に自宅の防犯として定期的にカメラ確認をすることもできそうです。

アプリと音声でメンテナンスを通知してくれる

DEEBOT X1 OMNIに不具合があった場合やメンテナンスのタイミングなどはアプリと音声で通知してくれます。基本的には通知を受け取ったら対応を行うという流れになるので常に気を付けるといったストレスを感じることはありませんでした。

高級感のあるデザインが美しい

エコバックス公式

長期間利用するうえで満足度に影響する要素がデザインです。DEEBOT X1 OMNIはミニマム×モノトーン×メタリックなフォルムに高級感がただよう印象を受けます。どのような住環境にも馴染みやすいのではないでしょうか。

実際に使ってわかったデメリット / 注意点

続いてはデメリットや注意点についてレビューします。デメリットとはいいつつも致命的なものはありませんでした。全体としての満足度は高いため「強いて挙げるなら」というところでしょうか。もし購入を検討している読者がいらっしゃいましたら、事前に確認することをおすすめします。

ステーションサイズが大きい

ステーションは小さいとは言えません。あくまで体感としての参考ですが、1LDKあるいは8畳未満の部屋に置く場合は圧迫感を感じるのではないでしょうか。実際に購入した場合にどこに置くのかしっかりとサイズを計測したうえで想定をたてることをおすすめします。

新しいマッピングで掃除を始める時がある

アプリの操作画面のエリアマッピング機能についてです。1ヶ月間使用する中で、筆者が設定しているマッピングではなくド新規でマッピングを始める時がありました。この場合、侵入禁止エリアなど細かい設定をしている場合は適用されなくなりますので注意が必要です。といっても、通常セットしているエリアマッピングが消えるわけではなく新しいマッピングがどんどん追加されるだけですので削除すれば良いだけなのですが少し煩わしさを感じるタイミングが数回はありました。

音声アシスタントはニュアンスでは伝わらない

音声アシスタントの精度はまだ課題がありそうです。例えば、「リビング」と「居間」の区別はつかないため、統一した言い方にする必要があります。

ワンルームではコスパが悪い

DEEBOT X1 OMNIは最上位モデルゆえ高価格です(執筆時点で198,000円)。DEEBOT X1 OMNIのマッピングは複数の部屋で一定広さがある環境でより効果を発揮しやすいと感じました。このため、例えばワンルームなど単一の部屋でしか使わない場合はコスパが悪くなってしまう印象です。

DEEBOT X1 OMNIでより効果的な掃除体験を

本記事ではエコバックスの最上位モデルDEEBOT X1 OMNIについて感じたメリット/デメリットなど含め実体験レビューをしました。DEEBOT X1 OMNIの利用イメージについて解像度が上がれば幸いです。繰り返しになりますが、実機体験を通じた利用満足度は最高に近いものでした。ロボット掃除機検討の際、予算が許す場合はDEEBOT X1 OMNIを候補に入れてみてはいかがでしょうか。

DEEBOT X1 OMNI

ECOVACS

参考価格198,000円(税込)

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