スマートプラグは、自宅にある家電製品をさらに便利に使えるアイテムです。コンセントに接続するだけでIoT化し、スマートフォンやスマートスピーカーなどと連携できます。本記事では、20のおすすめのスマートプラグを紹介します。また、スマートプラグを使うにあたって注意するべき点も解説しているので、最後まで読んでみてください。
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おすすめのスマートプラグを紹介
本記事ではスマートホームにおすすめのスマートプラグを紹介します。
スマートプラグとは?
スマートプラグとは、接続した家電製品をIoT化する機器です。通常のプラグと異なり、スマートプラグ自体がWi-Fiと接続できるようになっています。家電製品をスマートプラグに差し込むことで、インターネットに自動的に接続し、遠隔操作や自動化を実現します。スマートプラグ部分に電源の切り替えボタンが付いているモデルや、アプリ経由で電源のオン・オフを切り替えられるモデルがあります。
スマートプラグの使い方・できること
家電製品をスマートプラグに差し込むと、インターネットに接続できます。スマートフォンに専用アプリをインストールしたり、スマートスピーカーを使ったりすることで、遠隔での操作が可能となります。たとえば、自宅に帰宅する前にエアコンの電源を付けておき、部屋に戻った時点で快適な温度に設定しておけるのがメリットです。また、タイマー機能が搭載していない家電製品でも、スマートフォンアプリを使用すれば、特定の時間に電源を切り替えられます。アプリ上で電源のオン・オフ状態も確認できるので、外出時の消し忘れにも役立ちます。
スマートプラグの選び方
1.日本のコンセントで使えるものを選ぶ
(楽天市場)
1つめは、日本のコンセントに対応したスマートプラグを選ぶことです。コンセントの形状は、国ごとに異なっており、日本の家電製品で使用されている形状に合ったモデルを選ぶ必要があります。日本国内では「Aタイプ」の形状が使われているので、スマートプラグ購入時に必ず確認しましょう。また、電圧に関しても注意が必要です。日本国内では100Wの電圧に対応したスマートプラグを使わないと、家電製品が故障したり、火事になったりする恐れがあります。価格が安いモデルの場合、海外向けの電圧にしか対応していないこともあるので要チェックです。なお、変圧器を使うことで、海外向けのスマートプラグでも日本国内で使用できます。
2.スマートスピーカーが対応しているものを選ぶ
(Apple)
スマートプラグのなかには、スマートスピーカーと連携して音声で操作できるモデルがあります。スマートスピーカーと連携すれば、スマートフォンで操作する必要がなく、人間の声で電源のオン・オフ切り替えや、温度設定などを行えます。ただし、スマートプラグごとに対応しているスマートスピーカーが異なるので、購入時に対応表を確認してください。
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3.PSEマーク付きのものを選ぶ
(経済産業省:電気用品安全法)
PSEマークとは、電気用品安全法に基づき、安全・技術基準をクリアした電気用品のことです。スマートプラグの本体やパッケージにPSEマークが付いていない場合、国の定めた基準に適合していない製品となります。安全性が確認できていないので、使用中にトラブルが発生する可能性があります。
4.プラグの口数で選ぶ
スマートプラグには、一般的なマルチタップのように複数のコンセント口が付いているモデルがあります。基本的には、スマート家電として使いたい製品数に応じて、コンセントの口数を選びます。今後、スマート家電を増やしていきたい場合には、複数のコンセント口が付いていると便利です。また、複数のコンセント口を備えたモデルのなかには、USBポートを搭載しているスマートプラグも販売されています。スマートフォンやスマートスピーカーの充電も同時に行えるので、電源管理が効率化します。
5.機能で選ぶ
スマートプラグには、さまざまな機能が備わっています。スマート家電をより便利に使用したい方は、以下の3つの機能が搭載しているかも確認してみてください。
消費電力チェック
消費電力チェック機能を搭載したスマートプラグを用いることで、接続した家電製品の消費電力を確認できます。スマートフォンにインストールしたアプリ上で、どれくらいの電力が消費されているのかが可視化されます。また、お年寄りや子供がいる場合、夏の暑い時期にエアコンが正常に作動しているかをチェックするのに役立ちます。節電意識も高まるので、電気料金が気になる方にもおすすめの機能です。
IFTTT(If This Then That)
IFTTT(If This Then That)とは、日本語で「もしこれをしたらあれを発動する」という意味になります。家電製品の起動条件と行動をあらかじめ設定しておき、作業の効率化を図れる機能です。たとえば、エアコンでIFTTTを使用すると、ある一定の温度以下になったときに、エアコンの電源を自動的にオンにできます。また、照明機器であれば、人が半径何m以内から離れたときに自動で照明をオフにするといったことも可能です。スマートフォンのアプリを介して電源の切り替えを行う必要がなくなり、手間を省きながら効率的に家電製品を使用できます。
スケジュール・タイマー機能
スケジュール機能とは、事前に設定した時間帯に合わせて、家電製品の電源オン・オフを切り替えられるものです。たとえば、朝起きたときに部屋を明るくしたい場合、照明機器の電源をオンにする時間をタイマーで設定しておけます。また、今から数分後に電源をオン・オフにすることも可能です。就寝時にエアコンでスケジュール機能を使い、「30分後に電源をオフ」と設定しておくことで、電源の消し忘れを防げます。
【1口】直差しタイプのスマートプラグ8選
1.Meross スマートプラグ
おすすめ
Meross スマートプラグは、スマートフォンを使って、電源の切り替えをいつでも行なえます。また、タイマー設定機能を備えており、朝早い時間帯や、夜遅くに帰宅したときでも電源を自動的にオンにしておけます。耐火性の素材を採用し、安全性にも配慮したスマートプラグです。
ポイント🔥
- スマホでいつでも電源の切り替えが可能
- 利便性を高めるタイマー設定
- 安全に使える耐火性の素材を採用
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2.SwitchBot プラグミニ スマートプラグ
おすすめ
SwitchBot プラグミニ スマートプラグは、BluetoothとWi-Fiの両接続方法に対応しており、デバイスの追加や操作をしやすいのが特徴です。また、アプリ上で消費電力が可視化されるので、節電対策にも効果的です。過負荷保護装置・感電防止設計・750℃高温難燃性素材といった安全性に配慮した設計で、安心して使用できます。
ポイント🔥
- BluetoothとWi-Fiの両接続方法に対応
- アプリ上で消費電力を可視化
- 安全性に配慮した設計
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【関連記事】SwitchBot(スイッチボット)のおすすめ製品ラインナップまとめ|スマートホームの必須アイテム
3.TP-Link WiFi スマートプラグ Tapo P105
TP-Link WiFi スマートプラグは、タイマー機能を備えており、家電製品の電源を切り替えるルーティンを決めておけます。また、専用アプリをスマートフォンにダウンロードするだけで、本製品を使った家電製品を一括で管理できます。難燃性の素材を採用しており、安全な使用が可能です。
ポイント🔥
- タイマー機能で電源のルーティンを決められる
- 専用のアプリで簡単に管理可能
- 安全に配慮した難燃性の素材を採用
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4.ゴウサンド ジャパン スマートプラグ WP6-1
ゴウサンド ジャパン スマートプラグ WP6-1は、スマートフォンを介した遠隔操作によって、各家電製品の消し忘れを防止するのに役立ちます。また、Amazon Alexaに対応しているので、声だけで電源を切り替えられるのもメリットです。アプリで消費電力をリアルタイムでチェックし、節電対策に活かせます。
ポイント🔥
- スマホによる遠隔操作で消し忘れを防止
- Amazon Alexa対応で音声コントロールが可能
- 消費電力をリアルタイムでチェック
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5.+Style スマートプラグ
+Style スマートプラグは、電気使用量をアプリ上で記録し、節電対策に有効活用できます。また、外の気温や湿度、時間といったさまざまな動作条件を設定することで、自動的に電源のオン・オフを切り替えられます。本体はコンパクトなサイズで、ほかのコンセントへの干渉を防ぎやすいのが特徴です。
ポイント🔥
- 電気使用量の可視化で節電対策に活用
- 多彩な動作条件による自動オン・オフ切り替え
- ほかのコンセントへの干渉を防ぐコンパクトサイズ
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6.Amazon純正 スマートプラグ
Amazon純正 スマートプラグは、Amazon Alexaに対応しており、家電製品の電源を声で切り替えることができます。また、定型アクションを設定しておくと、自動的に照明が点灯したり、テレビでニュースを流せたりします。高さ3.8cmのコンパクトサイズで、コンセント周辺をスッキリさせられます。
ポイント🔥
- Amazon Alexa対応で声を使った操作が可能
- 利便性がさらに向上する定型アクション
- 高さ3.8cmのコンパクトサイズ
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7.エジソンバルブLEDスマート エジソンスマート
エジソンバルブLEDスマート エジソンスマートは、スマートフォンのアプリを使用し、外出先から遠隔で操作できます。また、Amazon Alexaにも対応しているので、音声による操作も可能です。自宅に帰宅する前や、夜間の防犯対策用にライトを点灯させたい場合など、タイマー設定を活用することで、好きなタイミングで電源を切り替えられます。
ポイント🔥
- 外出先からの遠隔操作に対応
- 専用アプリやAmazon Alexaで簡単に操作が可能
- タイマー設定で好きなタイミングに電源を切り替え
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8.アイリスオーヤマ スマートプラグ SMT-PL1
アイリスオーヤマ スマートプラグ SMT-PL1は、あらかじめWi-Fiに接続することで、スマートフォンを使って電源の操作が可能です。また、家族がいる方は、複数台のスマートフォンにアカウント情報を共有できます。ライフスタイルに合わせて家電製品の電源を切り替えられるスケジュール設定も便利です。
ポイント🔥
- 離れた場所からでもスマホで簡単操作
- 複数台のスマホに共有可能
- ライフスタイルに応じてスケジューリング
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【2口以上】電源タップタイプのスマートプラグ4選
1.Meross スマート電源タップ MSS425FJP
Meross スマート電源タップは、AlexaまたはGoogle Assistantと連携し、音声でのコントロールに対応しています。また、あらかじめWi-Fiに接続しておくことで、スマートフォンから家電製品の電源を切り替えられます。AC差込口とUSB Type-Aポートを各4つ搭載しており、複数の家電製品で使いたい方におすすめです。
ポイント🔥
- 簡単操作できる音声コントロールに対応
- Wi-Fiを使った遠隔操作が可能
- 各4つのACとUSBポートを搭載
2.TESSAN スマート電源タップ
TESSAN スマート電源タップは、スマートプラグに対応したACの差込口と、通常のAC差込口、USB Type-Aポートを各3つ搭載しています。本体裏側に壁掛け用の穴が付いているので、さまざまな場所に設置できます。タイマー機能を使うと、あらかじめ設定した時間に電源が切り替わり、節電効果を高められます。
ポイント🔥
- ACとUSBポートを各3つ用意(通常のACも3つ)
- 本体裏側に壁掛け用の穴付き
- タイマー設定による節電効果
3.ゴウサンド ジャパン スマートプラグ Wi-Fiスマートコンセント JP2
スマートコンセント JP2は、ACプラグが2つ搭載していながらも、コンパクトなサイズのモデルです。上下にほかのコンセントを挿している場合でも、スペースを干渉しにくいのが特徴です。本体にはスケジュール機能が搭載しており、自身の生活ペースに合わせて家電製品のオン・オフを切り替えられます。Wi-Fiに接続することで、外出先からの遠隔操作も可能です。
ポイント🔥
- 2口搭載でコンパクトなサイズ
- 生活ペースに合わせられるスケジュール機能付き
- 遠隔操作対応で外出先からも切り替え可能
4.TOLIGO スマートプラグ TLG-SO02
TOLIGO スマートプラグ TLG-SO02は、インテリアにもぴったりな木目調のデザインを採用しています。GoogleHomeやAmazon Alexaで音声コントロールに対応しており、リモコンで操作する必要がありません。無料の専用アプリを使うと、外出先からでも自宅の家電製品を操作できます。
ポイント🔥
- インテリアにもぴったりな木目調
- GoogleHomeやAmazon Alexaで音声コントロール可能
- 無料の専用アプリで外出先でも簡単切り替え
スマートプラグの危険性とは?
1.使い方を間違えると、火災につながる恐れあり
スマートプラグを使用する際には、使い方を間違えないように注意しましょう。具体的には、熱を発する電気ストーブや、ホットカーペットなどで使用すると、火災につながる危険性があります。これは、インターネット通信で障害が発生したときに、遠隔での操作が不可能になることで、電源の切り替えができなくなる恐れがあるためです。インターネットの通信障害の可能性が多少でもあり得る場合や、そもそもインターネットの速度が遅い場合などは、火災の恐れがある家電製品に使用しないように注意が必要です。
2.使う家電を間違えると、電気用品安全法違反の恐れも
次に、スマートプラグを使用する家電製品を間違えると、電気用品安全法違反の対象になる恐れがあります。電気用品安全法では、電気ストーブや電気コンロなどの電熱器を含む特定の家電製品をスマートプラグに接続し、遠隔操作することが禁じられています。遠隔操作が電気用品安全法に記載されている「無監視状態」にあたるのが理由と言われており、法律違反となります。スマートプラグの説明書もよく読み、接続する家電製品を間違えないように注意してください。
スマートプラグが使える家電
スマートプラグが使える家電製品は、加湿器・除湿機、電気ケトル、扇風機、サーキュレーター、照明機器、スマートフォンの充電器、コーヒーメーカーなどです。ただし、熱を発する家電製品は、使用場所の安全とプラグの仕様範囲に適しているかを必ずチェックしましょう。
スマートプラグを使ってはいけない家電
スマートプラグを使ってはいけない家電も存在します。法律の遵守はもちろんのこと、事故や健康被害につながる可能性がある機器への利用は避けましょう。
電気ストーブや電気コタツなど
スマートプラグの危険性でも解説したとおり、電気用品安全法に基づき、使用不可の家電製品も多くあります。とくに、電気ストーブは、火災の原因にもなる可能性が高いので使用しないようにしましょう。また、ホットカーペットや、ヘアアイロン、こたつなども安全性を十分に確認しなければなりません。少しでも不安に感じたら、スマートプラグでの使用は控えるようにしてください。
医療系の精密機械など
自宅の家電としては一般的にケースは限られますが、生命や健康に直接関連する機器の電源利用は避けましょう。スマートプラグの操作や設定の誤りによって必要な通電がされない場合に重大な事故が生じる可能性があります。
スマートプラグを正しく使って、快適な住環境を
スマートプラグを取り入れることで、日々の生活をより一層便利にします。音声コントロールによる操作や、Wi-Fiを使った遠隔操作など、手を使わずに電源を切り替えたいときに役立ちます。ただし、スマートプラグを使える製品と、使えない製品をしっかりと確認しましょう。機能性もチェックしながら、自分に合うモデルを選んでみてください。