今回はブラザーのミシンPS202XとPS202を比較してまとめてみました。また、どっちがおすすめかもご紹介していきます。ブラザーのミシンPS202は2011年に発売された人気モデルのミシンです。そして2021年に新モデルとしてPS202Xが発売されました。ブラザーのミシンPS202XとPS202の詳しい違いは本文をご覧ください。
ブラザーミシンPS202XとPS202の違いの比較
ブラザーミシンPS202XとPS202の機能の違いをまとめました。旧モデルとの違いが4点あります。
- 作業台サイズ
- PS202Xは音や振動を軽減
- 糸調子ダイヤルの場所
- 動画で説明書
では、ブラザーミシンPS202XとPS202の詳しい違いを紹介します。
作業台サイズ
PS202Xは、リニューアルされ、実際に作業する場所のサイズが12㎜大きくなりました。ここのサイズが大きくなったことで、大きな布なども縫えます。小さなハンカチやポーチだけでなく、かばんや服なども場所に困りません。
PS202Xは音や振動を軽減
PS202Xでは、本体内部にアルミダイキャストフレームを搭載しています。これによって、旧モデルよりも音や振動が軽減されています。さらに、アルミダイキャストフレームが搭載されたので、耐久性についてもばっちりです。
糸調子ダイヤルの場所
ブラザーのミシンPS202Xでは、糸調子ダイヤルの位置が前面へと移動しました。なので、さらに使いやすくなりました。
動画で説明書
PS202Xの本体にQRコードがつけられています。このQRコードを読み込むと、取扱説明書が動画で出てきます。スマホでいつでも説明書を見ることが出来るので、説明書を失くす心配もなく、探す手間も省けます。
ブラザーミシンPS202XとPS202の仕様の違いを比較
ブラザーミシンPS202XとPS202の仕様を比較してみました。
赤字の部分が新・旧モデルの違う箇所になります。
PS202X | PS202 | |
サイズ | 31×41.3×16.9 cm | 29.1×40.7×17 cm |
重量 | 4.8㎏ | 4.5㎏ |
ボビン高さ | 11.5㎜ | 11.5㎜ |
ジグザグ最大振幅 | 7㎜ | 7㎜ |
縫い模様種類 | 20種類 | 20種類 |
手元ライト | LEDライト | LEDライト |
ブラザーミシンPS202Xはこんな人におすすめ
ブラザーミシンPS202Xはこんな人におすすめです。
- 大きな布を使うことが多い
- 説明書をよく失くしてしまう
- 使用頻度が高い
PS202Xはふところサイズも大きくなり、大きな作品を作る人のぴったりです。また、アルミダイキャストフレームが搭載されているので、音や振動などが軽くなっています。そして、自動で返しぬいと止め縫いをするように設定できます。なので、使用頻度が高い方にもおすすめです。
ブラザーミシンPS202はこんな人におすすめ
ブラザーミシンPS202はこんな人におすすめです。
- ミシン初心者
- 使用頻度はそこまで多くない
- キルト生地の作品を作りたい
PS202、PS202X、ともに使いやすく、初心者向けのミシンとなっています。ですが、PS202はよりシンプルな機能のみなので、初心者の方にとてもおすすめなモデルです。そしてPS202では、キルト用の縫い模様があるので、キルト生地を使って何か作りたいという方にも向いています。
ブラザーミシンPS202XとPS202に共通する機能
ブラザーミシンPS202XとPS202の共通の機能を紹介します。
準備はカンタンに
ブラザーのミシンは準備がとても簡単にできるようになっています。まず、下糸についてです。ボビンに糸を5,6回巻き付けて、スタートボタンを押します。これだけで下糸の準備が出来ます。この機能はブラザーだけ。そして下糸は矢印に沿って糸を通すだけで、すぐに縫えます。引き出す必要がありません。次に糸通しです。ブラザーのミシンでは、糸通しはレバーで行います。このレバー操作がとても簡単で、小さい針穴に苦戦することがありません。ミシンは準備が大変で敬遠しちゃいますが、これなら簡単に準備が出来て使いたくなりますね。
全自動ボタン穴かがり
ブラザーのミシンでは、全自動ボタン穴かがりという機能がついています。押えの台皿にボタンをセットしますこれだけで自動でぴったりのボタン穴かがりをしてくれます。これはとてもうれしい機能です。
使いやすい仕様
ブラザーのミシンでは、とても使いやすい仕様がたくさんあります。
- 縫い目お好み調整
- 6枚送り歯
- ドロップフィード
- 押え固定ピン
- カンタンなボタン操作
- 針停止位置切替
- 一針縫い
このようにたくさんの機能があります。縫い目お好み調整とは、縫い目の長さや振り幅を設定できる機能のことです。自分好みに調節できるので、自分の思った通りの作品を作れます。ブラザーのミシンでは、6枚の送り歯がついています。薄い布はもちろんですが、分厚い布もしっかりと送ってくれて、より使いやすくなっています。そしてドロップフィードといい、送り歯を下げることができるので、布を動かしながら縫えます。手縫い風ステッチなども作れます。押えのピンは水平にしっかりと固定されているので、厚手の生地を縫うときや、段縫いのときもスムーズに縫えます。ブラザーのミシンは、液晶画面の周りにボタンが配置されています。このボタンで縫い模様などを簡単に設定できます。また、縫い模様は20種類ととても充実しているので、どんな作品でも作れそうです。そしてブラザーのミシンでは、布を取り出しやすい針上停止と布をターンさせやすい針下停止を使い分けできます。ブラザーのミシン本体の前面に針上下ボタンがあります。このボタンで一針縫いできるので、「もう少し縫いたい!」などの時にとても便利な機能です。これだけ機能がついていれば色んな作品ができそうですね。
エラーメッセージ
ブラザーのミシンは、液晶画面に英数字でエラーメッセージを表示します。しっかりとエラーを教えてくれるので、うっかりを防げます。
ブラザーミシンPS202XとPS202の違いを比較!おすすめはどっち?まとめ
今回ご紹介のブラザーのミシンPS202XとPS202。PS202Xは作業場所のサイズが大きくなっていたり、音や振動が軽減されていたりと、より使いやすい仕様になっていました。ですが、どちらも基本的な機能は充実しており、縫い模様も20種類ととても豊富です。