シャープCV-PH140とパナソニックF-YHVX120の違いの比較をまとめました。また、どちらがおすすめかもご紹介します。CV-PH140は2022年3月にシャープから、F-YHVX120は2022年5月にパナソニックから発売された衣類乾燥除湿器です。どちらも除湿能力がしっかりとあり、ハイブリッド方式の製品なので1年中使うことが出来ます。また、シャープとパナソニックから出ている製品なので、それぞれで開発されている独自技術、プラズマクラスターとナノイーが搭載されているのかも、気になるところですね。
CV-PH140とF-YHVX120の違いの比較
シャープCV-PH140とパナソニックF-YHVX120の機能の違いをまとめました。CV-PH140とF-YHVX120との違いが5点あります。
- CV-PH140にはシャープの技術「プラズマクラスター25000」を搭載
- F-YHVX120にはパナソニックの技術「ナノイーX」を搭載
- CV-PH140はPTCセラミックヒーターを採用し安全面◎
- F-YHVX120はカラッとセンサーで自動予測
- CV-PH140は24時間連続排水OK
では、CV-PH140とF-YHVX120の詳しい違いをご紹介したいと思います。
CV-PH140にはシャープの技術「プラズマクラスター25000」を搭載
CV-PH140は、シャープの独自技術「プラズマクラスター25000」を搭載していて、様々な菌や臭いを除菌してくれます。例えば臭いでは、生乾き臭や、汗、タバコ臭などをとってくれます。部屋干しだとやはり生乾き臭などの臭いが気になりますよね。他にも、菌類では、付着菌、付着カビ菌、付着ウイルス、ピンクぬめり原因菌、バスマットに付着した菌、などを除菌できます。衣類だけでなく、バスマットなどにも使えるのでとても便利です。プラズマクラスターの中でもとても高い25000なのでとっても安心ですね。
F-YHVX120にはパナソニックの技術「ナノイーX」を搭載
F-YHVX120には、パナソニックの独自技術、「ナノイーX」が搭載されています。こちらも空気中の様々な菌や汚染物質を除菌してくれる技術ですが、菌やウイルスだけでなく、カビ、PM2.5、花粉、アレル物質、ニオイ、美肌、美髪などにも効果があるとされています。F-YHVX120もパナソニックの技術が採用されているので、とても安心して使えます。部屋干しや梅雨の時期に気になるニオイなどが、CV-PH140、F-YHVX120共に対策されているので、菌や臭いについての心配はなさそうです♪
CV-PH140はPTCセラミックヒーターを採用し安全面◎
シャープのCV-PH140は、PTCセラミックヒーターを搭載しているので、赤熱状態や温度の上がりすぎを防いでくれます。そのため、温度も安定していて、誰もいない部屋での使用や、外出中の使用が可能です。リビングでは使えるスペースがないお家や、ランドリースペースで使いたい方、赤ちゃんや小さいお子さんのいる部屋では使いたくないという方におすすめです。
F-YHVX120はカラッとセンサーで自動予測
パナソニックのF-YHVX120は、カラッとセンサーが付いています。このカラッとセンサーとは、衣類量に応じて乾き具合を自動で予測してくれる機能で、乾いたあとは自動で停止します。そのため、運転中でもほかの部屋で過ごしたいときや、外出中の運転が可能です。忙しい昼間などの時間の有効活用ができますね。
CV-PH140は24時間連続排水OK
シャープCV-PH140は、本体後ろの穴にホースをつなげることでお風呂場等に直接、さらに24時間連続で排水できます。排水タンクが満タンになっていないか、排水タンクを運ぶときや排水する際に水がこぼれていないか、気にする必要がありません。また、ホース穴もキャップを開けるだけで、ホースを取り付けることが出来、とっても簡単に行えます。少しでも家事の負担を減らせるのはありがたいですね。
CV-PH140とF-YHVX120の仕様の違いを比較
CV-PH140とF-YHVX120の仕様を比較してみました。定格除湿能力と最大除湿能力は別表で紹介していきます。
CV-PH140 | F-YHVX120 | |
サイズ(幅×奥行×高) | 36.5×23.5×64.5㎝ | 37×22.5×58.3㎝ |
重量 | 約15㎏ | 約13.9㎏ |
消費電力※ | 衣類乾燥:660W | 乾燥:225W |
除湿:275W | 除湿:220W | |
衣類消臭:45W | ケア:85W | |
運転音※ | 衣類乾燥:51dB | 乾燥:48dB |
除湿:51dB | 除湿:40dB | |
消臭:53dB | ケア:40dB | |
排水タンク容量 | 約3.6L | 約3.2L |
除湿可能面積※ | 16~33畳 | 木造:13畳 |
(木造~コンクリ住宅) | プレハブ:19畳 | |
鉄筋:25畳 | ||
定格除湿能力※ | 13日/L | 10日/L |
最大除湿能力※ | 14日/L | 12.5日/L |
除湿方式 | ハイブリッド方式 | ハイブリッド方式 |
※すべて60Hzの場合での値を記載しています
シャープCV-PH140の方が、全体的に少し除湿能力が高いように感じられます。排水タンク量もシャープCV-PH140の方が多いですが、その分重量がパナソニックF-YHVX120よりも重いようです。ですがサイズ感はほとんど変わらず、どちらもあまり置き場所を選ばないコンパクト仕様になっています。
CV-PH140はこんな人におすすめ
シャープCV-PH140はこんな人におすすめです。
- 排水タンクを気にしたくない
- プラズマクラスター搭載製品がほしい
- 少しでも除湿能力が高い方がいい
CV-PH140はシャープ製品のため、プラズマクラスター製品がお好きな方はCV-PH140の方がおすすめです。ホースでの排水も可能なので、排水タンクを気にしたくない方、できるだけ長い時間使いたい方には、とってもぴったりな衣類乾燥機です。
F-YHVX120はこんな人におすすめ
F-YHVX120はこんな人におすすめです。
- 自動予測機能が欲しい
- ナノイーX搭載製品が欲しい
- ケアモードが欲しい
F-YHVX120はパナソニック製品。ナノイーXが搭載されている製品が欲しい方にはF-YHVX120がおすすめです。また、F-YHVX120は、カラッとセンサーでいつ乾くのか予想、その時間に自動停止をしてくれるため、スイッチ1つ押すだけでほったらかしておいても大丈夫。忙しい方におすすめな衣類乾燥機となっています。F-YHVX120は、クローゼットケアモードや衣類ケアモードが搭載されていて、こもりがちなニオイや菌の除菌、洗えない衣類の除菌などもしてくれます。
CV-PH140とF-YHVX120に共通する機能
CV-PH140とF-YHVX120の共通の機能をご紹介します。
- どちらもハイブリッド方式を採用
- 湿気戻りや匂い戻りの対策がばっちり
- しっかりと上下左右に動くツインルーバー
- 使いやすい仕様が盛りだくさん
どちらもハイブリッド方式を採用
シャープCV-PH140、パナソニックF-YHVX120は、どちらもハイブリッド方式の衣類乾燥機となっています。ハイブリッド方式とは、
- 室内の湿った空気を冷却し結露させ除湿するコンプレッサー方式
- 空気中の水分を除湿ローターで吸着、ヒーターで乾燥させて除湿するデシカント方式
①と②、両方の方式をバランスよく併用して運転する方式となっています。①のコンプレッサー方式は結露しやすい夏や梅雨の時期に、②のデシカント方式は秋や冬の寒い季節におすすめな除湿方法。この2つを併用することによって、1年中パワフルに、安定して除湿することが可能となっているのです。1年通して洗濯物を干せない日は多くあるので、このハイブリッド方式の製品は重宝してくれそうですね。
湿気戻りや匂い戻りの対策がばっちり
CV-PH140、F-YHVX120はどちらも湿気戻りや、ニオイ戻りの対策をしっかりと行えます。シャープCV-PH140では臭い戻り対策モード、パナソニックF-YHVX120では梅雨モードを使うことで、乾いた後すぐに片づけられなくても安心です。「忙しく、なかなか乾いた後も畳めず、干しっぱなしになっている、、」という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方でもCV-PH140とF-YHVX120がしっかりと対策してくれるので、ゆっくり時間が空いた時に洗濯物を片づけられます。
しっかりと上下左右に動くツインルーバー
CV-PH140とF-YHVX120は両方、上下左右に動くツインルーバーが付けられています。様々な組み合わせが可能なので、生活スタイルや、乾かしたいもの、お部屋のレイアウトによって変えられます。また、どちらもワイド送風では、横幅約165㎝まで送風可能なので、広い空間でたくさんの衣類を乾かせます。
使いやすい仕様が盛りだくさん
CV-PH140、F-YHVX120はともに使いやすい仕様がたくさん詰め込まれています。例えば排水タンクであれば、ハンドルがついていて引き出しやすくなっていたり、満水サインなどもあります。本体機能では、自動内部乾燥が搭載されており、しっかりと内部の水分まで乾かしてくれるようになっています。4輪キャスターもしっかりとついていて、部屋と部屋の移動も簡単に行えるので、その時の干したい場所に合わせられます。
CV-PH140とF-YHVX120の違いを比較!おすすめはどっち?衣類乾燥除湿機まとめ
今回はシャープのCV-PH140、パナソニックのF-YHVX120の違いについてご紹介しました。ハイブリッド方式で1年中使える上に、シャープにはプラズマクラスターが、パナソニックにはナノイーが、それぞれの技術がしっかりと搭載されていました。除湿能力もしっかりとあり、排水タンクなども使いやすい仕様となっています。
- 除湿能力が高い衣類乾燥機がほしい
- 使いやすい乾燥機が欲しい
- 1年中使えるタイプがほしい
- 効率よく乾かしたい
- 家族人数が多く洗濯物が大変
という方は、ぜひ衣類乾燥機を試してみてはいかがでしょうか?