バルミューダとエブリノのオーブンレンジを比較し、おすすめのモデルを紹介します。バルミューダのK04Aモデルは2020年11月に、象印のエブリノES-GT26モデルは2022年9月にそれぞれ発売されました。
オーブンレンジエブリノとバルミューダの違いの比較
エブリノとバルミューダのオーブンレンジを比較して、以下の4つの大きな違いがあります。
- エブリノには便利なグリル機能が搭載
- エブリノは独自の高度な温度管理技術を搭載
- バルミューダは多様な7つの調理モードを提供
- 価格の違い
1.エブリノには便利なグリル機能が搭載
エブリノのオーブンレンジには、グリル機能が搭載されています。バルミューダのK04Aモデルにはグリル機能がありません。エブリノでは、上部のヒーターが食材に直接熱を当てることで、美味しい焦げ目をつけながら調理できます。エブリノのグリル機能を使うと、上部のヒーターが直接食材を温め、外はカリッと中はジューシーに調理でき、焦げ目をつけた料理やサクサクの冷凍パンも簡単に作れます。この便利さは、特に忙しい朝に役立ち、手軽に美味しい朝食をすぐに楽しめるので、家庭での料理がぐっと楽になります。
2.エブリノは独自の高度な温度管理技術を搭載
象印のエブリノオーブンレンジES-GT26は、革新的なサーモテクノロジーが特徴で、以下の三つの主要機能があります。
「レジグリ」機能
このモードでは、レンジとグリルが自動で切り替わり、食材を内部から迅速に加熱してくれます。その後、表面に美味しい焦げ目をつけます。角皿を使用することでマイクロ波が効果的に食材に届き、これにより、ハンバーグ、塩サバ、グラタンなどを短時間で調理できます。特に忙しい日の調理時間の短縮に役立ち、手間をかけずに美味しい料理を楽しめます。
「うきレジ」機能
この機能では、ボウルセットをオーブン内で浮かせることで全方位から均等に加熱します。赤外線センサーが食材の温度を測定します。味が食材にしっかり染み込むように効率的に加熱し、ラタトゥイユや蒸し鶏、かぼちゃの煮物、あさりの酒蒸しなど、複雑な料理も素早く仕上がります。忙しい日にも栄養バランスの取れた食事が簡単にできます。
「サクレジ」機能
揚げ物を再加熱する際に便利なこのモードは、中を熱々に保ちつつ、外はカリッとさせられます。レンジで加熱した後、グリルで仕上げることで、再び揚げたてのような食感を再現します。これらの機能により、エブリノオーブンレンジは家庭での調理をより速く、簡単に、そして美味しくする手助けをします。特に、時間がない忙しい日でも、手軽に本格的な料理を楽しむことができるでしょう。毎日の調理をより楽しく、そして効率的にするためのものであり、短時間で多様な料理を作ることができ、特に忙しい家庭には大きな助けとなります。
3.バルミューダは多様な7つの調理モードを提供
バルミューダのオーブンレンジは、7つの便利なモードが装備されており、日常の調理ニーズに合わせた柔軟なオプションを提供しています。
- おまかせ自動あたためモード:これにより、料理の出力を自動で調整し、最適な温度で加熱できます。忙しい時でも、食事の準備が簡単になります。
- 手動あたためモード:ユーザーがワット数と時間を自由に設定でき、カスタマイズされた加熱が可能です。これにより、特定の料理に最適な環境を自分で作り出せます。
- 飲み物モード:様々なタイプの飲み物に最適な加熱を提供し、常に理想的な温度で飲めます。
- 冷凍ご飯モード:冷凍したご飯を均等に温め、新鮮なご飯のような質感を再現します。時間を節約しながらも美味しさはそのままです。
- 鮮度そのまま解凍モード:食品を均一に解凍し、鮮度を保ちます。これにより、解凍後も食材の質が落ちることなく、新鮮な味わいを楽しめます。
- オーブンモード:正確な温度設定により、焼き菓子からメインディッシュまで、幅広い料理に対応します。
- 発酵モード:パンやヨーグルトの発酵に最適な条件を作り出し、家庭で簡単に本格的な発酵食品を作ることが可能です。
これらの機能は、料理の過程を簡素化し、時間を節約するだけでなく、毎日の食事をより健康的で楽しいものに変えてくれます。
4.価格の違い
全体的に、バルミューダのモデルはエブリノに比べて高い傾向にあります。
オーブンレンジエブリノとバルミューダの仕様の違いを比較
エブリノES-GT26とバルミューダK04Aのオーブンレンジの仕様を表にまとめました。
項目 | エブリノ ES-GT26 | バルミューダ K04A |
---|---|---|
本体サイズ (幅×奥×高) | 487×454×370 mm | 450×412×330 mm |
庫内サイズ (幅×奥×高) | 378×309×201 mm | 353×293×168 mm |
総庫内容量 | 26L | 18L |
本体重量 | 約17.5㎏ | 約12㎏ |
電源コード | ー | 約1.4m |
レンジ手動出力 | 150/300/500/600/1000W | 100/500/600/800W |
消費電力 | レンジ:1420W、オーブン:1295W、グリル:1020W | レンジ:1270W、オーブン:1130W |
付属品 | ボウル、ボウルリング、角皿、取扱説明書兼お料理ノート | 角皿、取扱説明書 |
カラー | ストレートブラック | ブラック、ホワイト、ステンレス、ダークグレー |
エブリノのモデルはより大きな庫内容量を持ち、より高い出力設定が可能であり、重いですが、多様な付属品が提供されています。一方、バルミューダはコンパクトで軽量であり、カラーバリエーションが豊富です。各製品の特徴に基づいて、用途やキッチンスペースに合わせて選べます。
オーブンレンジエブリノES-GT26はこんな人におすすめ
- グリル機能を活用したい方
- 調理時間を短縮したい方
- 揚げ物の温め直しを頻繁に行う方
- 大きな料理や大皿をよく使う方
エブリノには便利なグリル機能が搭載されており、さまざまな料理に活用できます。また、特に時短調理や揚げ物の再加熱に優れた機能を持っているため、忙しい日常で役立ちます。さらに、広い開口部を持つこのオーブンレンジは、大皿料理を扱うのに便利で、家族が多いご家庭や来客が多い場合にも理想的です。これらの機能は、日々の調理をより効率的かつ快適にするために設計されており、繁忙な生活を送る方や料理をスピーディーにこなしたい方に最適です。
オーブンレンジバルミューダK04Aはこんな人におすすめ
- 基本的な機能だけで十分な方
- スペースを取らない小型のオーブンレンジを探している方
- 自分のインテリアに合わせてカラーを選びたい方
- 多機能でも使いやすさを重視する方
このオーブンレンジは、機能を直感的に理解できるほど使い勝手が良く、操作がシンプルです。そのコンパクトな設計は、限られたキッチンスペースにもぴったりで、狭い場所でも置けるため非常に便利です。また、豊富なカラーバリエーションがあり、キッチンのデザインに合わせて選べるのも大きな魅力です。バルミューダのオーブンレンジは日常的に使いやすく、どんなキッチンにも溶け込むデザインで、料理の準備をもっと楽しく、効率的にしてくれます。
オーブンレンジエブリノとバルミューダに共通する機能
エブリノとバルミューダのオーブンレンジは、いくつかの共通機能があります。
レンジ機能
両モデルとも基本的なマイクロ波加熱(レンジ機能)を備えています。ワット数には違いがありますが、日常の加熱や解凍に必要な基本性能は同じです。これにより、食材を素早く加熱できるため、時間を節約しながら料理を進められます。
オーブン機能
エブリノとバルミューダ両方のオーブン機能は、10℃単位で温度設定が可能です。これにより、パンやピザの生地を発酵させられるため、お菓子作りや手作りパンを楽しむ方には特に便利です。正確な温度調整が可能なため、一貫した結果を期待でき、料理の幅が広がります。
デザイン性
デザインに関しては、どちらのブランドも洗練されており、どんなキッチンにも馴染む美しい外観をしています。さらに、お手入れがしやすい設計がされているため、日常の使用後のメンテナンスも簡単に行えます。このようなデザインは、機能性だけでなく、キッチンのインテリアを格上げする要素としても大事でしょう。
エブリノとバルミューダのオーブンレンジの違いを比較!おすすめはどっち?まとめ
今回はエブリノのES-GT26モデルとバルミューダのK04Aモデルのオーブンレンジを比較しました。これらは機能数、サイズ、価格において異なります。グリル機能や特別な機能を求める方にはエブリノのES-GT26がおすすめです。このモデルは、料理をより効率的かつ便利にする多彩な機能を提供します。一方、キッチンスペースが限られている方には、コンパクトなバルミューダのK04Aが最適です。このモデルは小さめで、狭い場所にもぴったりフィットし、スタイリッシュなデザインでどのキッチンにも馴染みます。どちらのモデルも、キッチンの作業を効率的で楽しいものにするための良い選択肢となります。